群馬県民会館の指定管理業務に関する自己評価報告書 ≪29年度≫

 
評価
項目
評価 評価の視点 評価の考え方 努力した具体的な事項及び
改善すべき具体的な事項
平等利用の確保 設置目的、管理運営方針に沿った管理運営 ・県民の平等利用は、どのように確保されているか。
・例外は、明確な基準に基づいて運用されているか。
・公平性を確保するため施設の申込み受付は先着順とし、一部希望が集中する曜日、施設については抽選をしている。
・公益性を保ち、県民会館の設置目的を達成するため、優先的な取扱いをする場合には、所定の「施設特別利用承認取扱要領」に基づいて厳格な取扱いをしている。
利用許可、利用料金減免の的確性、自主事業における適正利用 ・利用許可・減免は、条例、規則に基づいているか。
・自主事業による利用が一般利用を制約していないか。
・減免については、県との協議済みの基準を適正に運用している。
・自主事業は、一般利用に配慮した日程取りに努めている。
サービスの提供内容 サービス向上の取組 ・利用者の要望を的確に把握し、適切に対応しているか。

・顧客満足度の評価が優れているか。
・「ご意見箱」や「お客様懇談会」での意見や要望に対し、迅速に対応し改善を図っている。
・顧客満足度調査の結果は、「よい」以上が平均で88.9%と、目標値の80%を上回った。
・トイレの消臭対策を強化している。
・ホール音響設備でCD、USB、SDカードに録音できる設備を整えている。               
・県産の木材を使用した長椅子(70台)を多目的な用途で活用している。
・チケット取扱窓口を午後7時までとし、お客様の利便性の向上を図っている。
・利用者の要望を受けて購入した脚立(高所作業台)の活用により、利用しやすい環境を整えている。
・プロジェクターを備品として貸出しをしている。 
・展示室に可動式パネルを備えて、利用しやすい環境を整えている。
・中学生や高校生が利用しやすいよう導入した軽量の譜面台を活用している。
・正面玄関のモニターを活用し、当日の利用状況や自主事業の案内をよりわかりやすく表示し、利便性の向上を図っている。
・第1リハーサル室及び展示室・会議室の附属設備料金を半額にし、利用し易い環境を整えている。
・農林中央金庫から寄贈を受けた椅子(15脚)と机(2台)をロビー等で、多目的な用途で活用している。
・事務室の打合せスペースにパーテーションを設置し、利用者が快適に打合せできるよう整備した。
利用促進の取組(工夫改善、広報等) ・新たな取り組みを考え実行しているか。 ・利用促進対策として、県内外のプロモーターあてに利用を促す文書を発送するとともに、東京を中心にプロモーターを訪問し、利用促進の営業活動を行っている。
・Twitter及びFacebook、メールマガジンを有効に活用し、情報発信に努めている。
・「風の広場」に設置しているWi-Fi(光ステーション)について、利用客が利用しやすいよう環境整備を図っている。
・大ホール楽屋に引き込んだ光ケーブルの活用を図っている。
・展示室を利用し気軽にご来館いただける無料のふらっとコンサートを実施した。
・ホール利用者に、当日の記録写真、舞台図面を同封した礼状を発送し、利用者の利便を図っている。
・メディアや各種広報媒体を利用した広報に努めている。 
・チケット販売のシステムを導入し、お客様の購入方法の選択肢を広げた。
成果目標の達成状況 ・提案した数値目標の達成状況の確認 ・29年度の利用者数は28万8千人であるが、これは大小ホールが天井落下防止対策工事により1月から3月まで3か月間利用できなかった影響によるもので、平年のこの3か月間の利用者数が約7万人であることを考慮すると年間約35~36万人に当たる人数であり、県が指定した年間の成果目標数値30万人、また指定管理者として提案した年間33万人をクリアする水準であった。稼働率も、59.8%と県が指定した成果目標57%以上を達成している。また、提案した目標60%も工事のハンディがある中であったが概ね達成できた。
・ホームページへのアクセス数は43万6千件、友の会会員数は3,219人となりいずれも目標値(40万件/3,000人)を達成した。                               
ベイシア文化ホール(群馬県民会館)の施設及び附属設備の維持管理に関する業務 ・安心・安全な鑑賞環境を提供するため、維持管理は適切に行われているか。
・必要な修繕は県への報告を含め適切に行われているか。
・早期発見、早期対応に努めているか。
・修繕箇所の早期発見、対応に努め、適宜県へ修繕の要望と報告を行った。
・法定点検のほか、月1回舞台業務課職員と出向職員で館内を見廻り、危険箇所等の確認をし安全を第一に維持管理を行っている。
・利用者が安心して施設を利用できるよう、館内の出入口、EVホールなどに防犯カメラを増設する方向で検討を進め、犯罪を未然に防ぐ体制整備に努めている。
・懸案であった大ホール舞台天井の雨漏り対策工事、展示室男子トイレ排水対策工事等を行うことができた。 
・駐車場の区画線を更新し明確にした。
・舞台ひな壇(高足用)両側の階段を備え、舞台機能の安全性を高めた。
・大ホール楽屋湯沸かし室の電気温水器を更新した。
・館内空調のフィルターを交換し環境性能を高めた。
業務の工夫改善、指示事項への対応 ・どの様な工夫改善が行われたか。
・県の指示事項に適切に対応したか。
・利用者サービス及び省エネ対策の一環として、膝掛けの貸出を行うとともに会館正面事務室の窓にグリーンカーテンを設置し、省エネを図っている。
・近隣マップに、駅からのバス案内を充実させ掲載している。  
・ロビーコンサートの広報については、ホームページ、自治会での回覧板に加え、周辺地域の住宅のポストにチラシ等を投函するなどして広報に努めている。
・県の指示事項なし。
管理費用の執行状況 A 経理処理 ・適正な事務処理が行われたか。 ・事業団会計規程等に基づき区分経理を適切に行った。
収支の状況 ・健全な経営状態を維持したか。 ・29年度は大小ホールが天井落下防止対策工事のため1月から3月まで閉館となったが、当初予算を上回る利用料収入を確保できた。また、協賛事業の増加により預りチケットの手数料収入は昨年を上回った。経費の面では、光熱水費の電気料を入札により節減できたため、健全な運営を図ることができた。
管理運営体制 B 運営組織、従業員の勤務体制・配置 ・協定内容に沿った組織体制を整えたか。 ・管理運営を行うに当たっては、安全・安心な施設の維持に努めることを第一に業務に取り組んだ。
・ビルメンテナンス協同組合から1名の出向を受け、館長以下19名で管理運営に当たり、必要な職員を配置できた。
備品台帳の整備状況 ・常時良好な整備状態となっているか。 ・備品台帳を元に現物と突合確認し、不良箇所等の早期発見と補修に当たっている。
外部監査の指導を受け、年1回以上の物品台帳と現物の照合を徹底した。
従業員に対する研修 ・職員養成の観点から必要な研修が適切に行われているか。 ・普通救命講習会の実施
・アートマネージメント研修
・電信電話ユーザー協会の電話応対などの接遇研修
・関東甲信越静地域技術職員研修会
・舞台技術講座(舞台照明中級講座)
・舞台・テレビジョン照明公開講座「地域講座」
障害者雇用計画の達成状況 ・障害者雇用計画は達成されているか。 ・障害者雇用促進法の趣旨に沿って、障害を持つ職員を1人雇用している。(本人事情により平成30年2月に退職となったため、現在後任者を依頼中)
外部委託の状況 ・業務の外部委託は、専門性の確保や効率的な業務執行の観点から適切に行われているか。 ・ビルメンテナンス協同組合からの委託業務を含め適切に処理している。
保守点検の状況 ・法令及び指定管理業務の仕様書に基づき適切に行われているか。 ・専門技術者による保守点検のほか、職員による自主点検を日常的に行い、快適で安全な施設維持に努めている。
契約の執行状況 ・契約に基づく維持管理業務は、適切に履行されているか。 ・契約に基づき報告を受けるとともに、適正な検査を行い確実な履行を確保している。
法令遵守等 B 協定、業務に係る関係法令(労働法令を除く)の遵守 ・法令・規則に基づき業務が執行されているか。 ・法令の遵守を基本として、管理運営に努めている。
労働法令の遵守 ・労働基準法をはじめとする労働法令を遵守しているか。 ・必要に応じ労働局、労働基準監督署に相談するなどして、労働法令を遵守している。
・外部監査の指導を受けて契約職員の時間外労働等についての規程を整備した。
労働保険、社会保険の加入状況 ・法令遵守は、適切に行われているか。 ・法令にのっとり、該当者は労働保険、社会保険に加入している。ただし、月14日以内の勤務の臨時職員については、労働保険のみ加入している。
障害者雇用 ・障害者雇用への取組は十分であったか。 ・法令にのっとり、本人の意思を確認し合理的配慮の元で過重な負担のない業務に配置した。
・相談体制及び教育訓練について、十分な体制を整えた。
利用者対応 A 接遇の状況 ・相手の立場に立った対応が行われているか。 ・開館前に朝会を行い確認事項の共通認識を図ると共に、接遇の基本であるあいさつを行っている。
・常にお客さまの立場に立った接遇を心がけており、顧客満足度調査でも高い評価を受けている。
苦情・要望等への対応 ・迅速・適切な対応が行われたか。 ・係長以上の職員及び出向職員により「業務改善会議」を月1回開催し、苦情・要望等に対して、迅速・適切な対応を検討し実施している。
・施設内で働く様々な職員による「担当者連絡会議」で情報を共有し、管理改善に当たっている。
・施設改修に関連するものは、設置者である県に要望・説明し、改善に努めている。
・県立図書館駐車場を県民会館の利用客が無断で利用しているとの苦情が寄せられたことから、人員を配置し催し物開場の1時間前から看板を立て監視することで対応している。
・駐車場の助成について、詰め込み駐車で満車になってからの助成であったが、分かりにくいとの声が多かったため、満車前でも助成することとした。      
・前橋市にぎわい商業課と連携を図り、市営の駐車場の混雑緩和のためにエンコーダを借用した。            
トラブルの未然防止及び発生時の対策 ・発生時の対応が適切か、この経験を未然予防に役立てているか。 ・苦情や要望を受けた際は、対応者が「報告書」を作成し、全職員に供覧することで問題点を共有し、未然防止及び再発防止に努めている。
・トラブル発生時には、安全管理マニュアルに添って適切に対応している。
・傷害保険の適用にならない場合でも、保険で見舞金を支払うなどの対応をしている。
地域貢献 地域団体・住民との連携、地域貢献 ・地域住民と連携し、地域の活性化に協力しているか。 ・近隣の自治会等と連携し「沿道花の装飾事業」を実施している。
・「日吉町一丁目公園」の花壇の一部を管理し、花植えをしている。
・自治会長に「お客様懇談会」の委員になってもらい、地域住民の立場から意見をいただいている。
・自治会、県立図書館、前橋商工会議所と駐車場利用の連携を図り、利用者の利便性の向上に努めている。   
環境問題への取組 環境保全に対する取組 ・省エネ・環境負荷の低減に努めているか。 ・一般照明の一部をLED化し環境への配慮に努めている。
・6月~9月に緑のカーテンを設置している。
・事務室の冷暖房を停止する日を多くし、省エネに努めている。
・再生紙の完全利用やコピー代の削減に努めている。
・群馬県環境GSに参加しエネルギー使用の効率化を図り、環境負荷低減に努めている。
・エコ通勤ウィークスを実施し、環境エコに努めている。
・ぐんまクールシェア2017に参加した。         
防災対策及び緊急時の対応 防災対策及び緊急時の対応 ・緊急時の対応マニュアルや動員体制は整備されているか。 ・安全管理マニュアルを危機管理マニュアルとして見直しを行うとともに、職員への周知徹底を図り、緊急時の動員体制について、毎年整備している。     
・Jアラートに対応するマニュアルの整備を進めている。
・総合案内所と風の広場付近に防犯カメラを設置している。                                   
個人情報保護及び情報公開 個人情報保護及び情報公開の取組 ・法律及び条例を踏まえ、適切に対応しているか。 ・定期的に関係規程を全職員に供覧し適正な取扱について改めて注意を喚起したほか、情報セキュリティ管理者による情報端末使用状況のチェックを行っている。
自主事業の取り組み 事業計画書と実施状況 ・事業計画書どおり実施されているか。 ・自主財源と文化庁の補助金を有効に活用し、多彩な自主事業を積極的に実施した。今年度は、「全日本吹奏楽コンクール課題曲講習会」、「School Band Evolution2017」や新進気鋭のピアニスト「外山啓介ピアノリサイタル」、県立太田東高等学校吹奏楽による「ふらっとコンサート」を開催し、好評を博した。
・東和銀行、エフエム群馬との共催事業を実施した。
・群馬県、自治会長、広報ボランティア、前橋観光コンベンション協会の方を実行委員に迎え、優秀映画鑑賞推進事業を実施した。
・明和町と共催で「ふるさとフレッシュコンサート」を実施した。
総合評価 アピールポイント ・安全を第一に管理及び運営を行っている。
・利用者サービスとして、HP、メール、Twitter及びFacebookを有効に活用した情報発信に努めるとともに、郵送による情報発信も併用し、より広く利用促進が図られるよう、職員体制を含めて整備している。
・Wi-Fi(光ステーション)を導入し、利用客がいつでもWi-Fiを利用できる環境を整えている。                                                                                                                
・無料のロビーコンサートやふらっとコンサート、ふれあいコンサート、季節の写真展などを実施し、誰もが気軽に来館できる環境づくりに努めた。
・顧客満足度調査では、各項目の平均で「よい」以上が88.9%と高い評価を受けた。
・利用の拡大を図るため、コープサービスや県福利課に協力を依頼し自主事業のPRや施設の利用についての営業活動を行った。
・自主事業のチケット管理の一元化を図るためチケット販売のシステムを導入し、利用者の利便性の向上を図った。
・助成対象駐車場である市営パーク城東の管理者である前橋市にぎわい商業課から特例としてエンコーダを借用し、出庫時の混雑の緩和に努めた。                    
特に改善すべき課題 ・施設の老朽化に対応するため、県と連携し施設及び設備の改修を行い、一層の安全管理に努める。                                                   
・お客様の要望に迅速に応え、利用し易い環境整備に努めることで利用料収入の確保や稼働率の確保に努める。                                           
・駐車場対策として、近隣の公立施設や公共交通機関と連携して利用者の利便性を図る方策を引き続き検討する。          
※1 指定管理者による自己評価の場合は、事業報告書に本表の内容を記載して提出する。
※2 県による評価の場合は、本表は評価を行う際の補助表として使用し、評価結果は「指定管理者による公の施設の
   管理運営状況」に評価項目ごとに整理して記載する。
   なお、「努力した具体的な事項」は「評価できる具体的な事項」に、総合評価の「アピールポイント」は「特に
   評価できる事項」に、それぞれ修正して使用する。
※3 「評価項目」及び「評価の視点」は、施設及び利用の形態に応じて、選定時の審査項目、仕様書・事業計画等と
   整合性を持った項目を設定する
※4 「評価」は、評価項目ごとに、評価基準により「A、B、C、D」いずれかの評価を記入する。(「評価の視点」
   ごとに記入する必要はない。)



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